延岡の百物語

其の五 「方財の浜に埋まっていた女の霊」


【語り:抹茶さん】

 これは昔、母がスナックをやっていた頃、私に話してくれた幽霊話です。

昔、延岡に四国出身の(だったと思いますが)中年男女が流れてきて、男の方が女を殺して、方財の浜に埋めた事件がありました。
いえ、男が女の死体を車に乗せて、延岡かまで逃げてきたということだったのかもしれません。(ここのところは記憶が曖昧で……)

母が言うには、一度その犯人の男が店に飲みに来たことがあったそうです。
(後になって「ああ、あの男だったのだ」と知って驚いたということです。)

ある時期から、タクシーの運転手さんの間で、方財へいく途中の堤防の道に女の幽霊がでる、というウワサが流れるようになったということです。

その後、どういう経緯だったのか、よく知りませんが、警察が方財の砂浜を捜索したところ、いなくなっていた女の死体が砂の下から出てきたそうです。

話全体が要領をえませんが、昔ちらっと聞いただけの話なので……。

この殺人事件自体はほんとにあったことなので、当時タクシーの運転手さんをしていた方や方財に住んでいらっしゃる方は、もっと詳しい話の流れをご存じの方もいらっしゃると思います。

【語り:とうふさん】

 20年近く前の話ですけど
方財に女性が埋められたのは事実です。

事実は暴力団の組長に殺されて組員に
方財に埋められたのが事実です。

なにせその女性と同じ学校でしたから・・・・

【語り:セロニアスさん】

気がついた事をかきこみましょう。
まず、抹茶さんの話は大筋で正解です。

但し、旦那さんが保険金目的で殺害した奥さんを遺棄するため方財の砂浜にうめたのです。

小さい頃この場所には大きな切り株が置いてあり私達の基地となっていました。

大人になり思い起こせば真夏に腐乱した異臭が漂っていた事を覚えています。そして地中から何百匹も蛆虫が這い出していた事も鮮明に覚えています。

我々子供達はそれを面白がって松の葉で突き刺し遊んでいました。今思えば殺された肉を喰らい生きようとしていた蛆虫を殺すなんて何も知らなかった子供だったとはいえ、残酷な事をしてしまいました。そして、やくざが・・・の話は別の事件です。

当時M町に在住されていた組長さんが性処理程度の若い女性と拳銃でふざけていて誤って射殺してしまったのです。

そして、遺体を遺棄するためM町から長浜町の松林に埋めたのです。
私の身内がヤクザだらけと言うこともありこれが事実の全容です。

・・そして、これから私が誰を何処に埋めたのか、又誰かに事実を語って頂ける日が来る事を心より祈っております。

【語り:ブンブンさん】

怖い話が好きなので読んでいたら・・・

某浜に殺され埋められていた女性の殺人事件の話が・・・。実は私、若い頃にある知り合いから「住む人が居なくて空き家があるから住んでくれないか?家賃は要らないから・・・」と言われ、若くお金もなかったので喜んで承諾して引越しました。

今思うと家賃が要らないなんてそんな話・・そうあるはずもなかったんですよね・・・
浅はかというか馬鹿というか・・・^^;一軒家で広くて、日当たりはあまりよくありませんでしたけど、ただにしては上等です!!

でも少し怖いので犬を一匹飼う事にしたんです。
すると・・・何も無いはずの空間に向かって犬がギャンギャン吠えたり夜中に廊下を歩く音が聞こえたり・・・

霊感の無い私でも肌ではっきり感じる程のさまざまな不思議な現象が起こりました。

それで貸主を問い詰めると・・・なんとあの殺されて浜に埋められた女性が死ぬ直前まで住んでた家だったとの事・・・。

ビックリして慌ててそこを出て行きました。それからしばらくして、やはりあの家が気になり様子を見にいくと、すっかり綺麗に改築して全体的に明るい感じになっており 誰かが楽しく生活している・・・という感じで、安心したのを憶えています。
あそこに住んだ短い期間、今思っても鳥肌が立ちます!!!

でもあの女性は何かを訴えたくて彷徨っていたのかと思うと哀れでなりませんでした。

今はご冥福を祈るばかりです。


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[記事公開日]2010/12/22
[最終更新日]2014/05/10


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